こんにちは。角療術院の角です。
今日は、私自身の体験をもとに「体の不調と食べ物の関係」についてお話しします。
私は現在50代ですが、20年以上もの間、鼻づまりに悩まされてきました。
特に寝ている間や朝方の不快感はつらく、慢性的な疲れの原因にもなっていたと思います。
これまで病院や市販薬を試しても、根本的な改善は見られず、「もう体質だから仕方ない」と半ばあきらめていました。
実は、小麦や乳製品が体に合わない人もいるという話は、10年以上前に知人や先輩から聞いていました。
当時は正直、半信半疑で特に何もしなかったのですが、後にある人物の考え方を知って、私の中で何かが変わりました。
きっかけは、**吉野敏明さんが提唱する『4毒抜き』**という考え方でした。
「小麦・植物油・砂糖・乳製品の4つをやめるだけで体が変わる」という理論を聞き、
「これまで聞いてきた話と一致している。自分でも試してみよう」と思ったのです。
ここから本格的に食事内容を見直し、結果的に私は以下の10種類の食品をやめるようになりました。
小麦製品(パン・うどん・ラーメンなど)
精製された砂糖
植物油(サラダ油・大豆油など)
乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)
オリーブオイル・MCTオイル
ごま油
ナッツ類(アーモンド、くるみなど)
果物全般(果糖が多く体に合わなかった)
加工食品(これらの含有が多い)
菓子類(原材料が上記に該当するため)
特に驚いたのは、小麦をやめたたった3日後に鼻づまりが劇的に改善したことです。
「息が楽に吸える」という当たり前のことが、これほど体調に影響するのかと実感しました。
そして、食事全体を見直してから、次のような変化が次々に現れました。
鼻づまりがほぼ消失
胃の痛みが改善
肌のトラブル(シミ、肌荒れ、しわ、さかむけ)の回復
飛蚊症の軽減
体重が自然に2~3kg減少
疲労感の軽減、寝起きが楽に
気持ちが前向きになった
腸の粘膜を傷つけ、慢性炎症やアレルギー反応の引き金になるといわれています。
オメガ6脂肪酸や酸化脂質が多く、体内の炎症や老化を促進する可能性があります。
血糖値の急上昇を招き、腸内環境やホルモンバランスの乱れにつながります。
乳糖不耐症やカゼインたんぱくによる炎症で、消化不良や肌荒れを引き起こす場合があります。
消化に負担がかかるうえ、オメガ6脂肪酸が多いため、体質によっては肌や腸に悪影響を与えることもあります。
体調不良が続くと、「年齢のせい」「持病だから」とあきらめがちになります。
しかし、“何を食べないか”という視点を持つことで、体は本来の力を取り戻せると私は実感しました。
もちろん、すべての方に同じ効果があるとは限りません。
ですが、長年不調が続いている方ほど、一度食事の見直しをしてみる価値があると思います。
当院では、整体施術に加えて、体質に合わせた食事アドバイスも可能です。
気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。