自分自身の体験を書きたいと思います。
若い頃に運送の仕事でトラックに乗っていたのですが、荷物を配達先に卸す際、変な態勢で下ろしてしまって、その際に腰をグキッと痛めたのですが、その瞬間は全身に電気が走った感じで、激痛が走りました。
おまけに腰も抜けたような感覚になり、立っているのも辛く、仕事どころではなかったのですが、なんとか仕事を終え帰りました。
それからは痛みをかばい仕事を続ける日々が続き、辛くて仕方なかったのですが、生活もあるので我慢して続けていました。
ですがそのうちに足のしびれが酷くなって立っているのも辛くなり、ですが病院にも行かず、そのうち治るだろうと、只々我慢の日々を送っていたのです。
2~3年は何も対処しないで我慢していたと思います。今思えばそんなに我慢しないで、とりあえず早く病院に行って診てもらうべきだったと思いますが、、、
それから先輩の勧めもあって、地元で評判の整体院に行ったんです。はじめてだったのですが、先生は仙人のような風貌で、えらく迫力のある先生でした。
で、整体を受けてどうだったかと言いますと、ものすごく辛かった痛みが1回でかなり楽になったんです。それからは嬉しくなって何回も通いました。
ですが、痛みはある程度楽になったんですけど、全身のコリとか足が辛かったり、腰も辛いし、表現するのは難しいんですけど、足に力が入らないというか、ふらついて踏ん張りが効かないみたいな状態が続き、また我慢できなくなってきて、、、
それから何か所か整体にも通ったんですけど、その中で一番効果があったのは関節ニュートラル整体という関節調整の整体でした。その時に仙腸関節と腰仙関節をさわってもらうと凄く楽だったのを覚えています。
何回か通ううちに全体がちょっと軽くなって、痛みも少し減っていきました。
ですが関節の調整だけでも十分ではなくて、整体院で教えてもらったストッレチをやると楽でした。
とくにハムストリング(太ももの裏の筋肉)のストッレチが効果ありました。ここをストレッチすると少し楽になりましたけど、さぼるとまた辛くなってきます。
日が経って、だいぶ楽になったし、もう大丈夫かなと思って、ストレッチをしなないでいると、また痛くなって、同じことを繰り返していたのですが、それではいけないと思い、整体の施術も受け、自分でもストレッチを毎日行いました。
ちゃんとやるべきことをやると、やっぱり楽になってきて
で、楽になってくると気付くこともあるのですが、ストレッチのやり方や強さも大事なポイントで、骨盤をあまり動かさないようにやることが大事と、教えられた通りだと気付きます。
メカニズムを説明しますと腰痛の方は骨盤を動かしすぎる傾向にあり、硬くなったハムストリングに引っ張られ負担がかかり痛くなるからです。
ですが私の場合、ハムストリングが良くなってくると、背中や肩のコリが気になって全身のストレッチも大事だと気が付きました。やはり全身をストレッチすると楽になります。硬い部分をしっかり行いアンバランスを改善するように行ってください。
もう一つ大事なことは筋トレです。筋トレと言っても軽くで大丈夫です。軽い負荷でも筋肉はついてきますし、筋肉の質も良くなり、関節のリハビリにもなります。とくに腹筋、スクワット、背筋、腕立て伏せ、は大事です。私自身この4つの運動はあまり好きではなかったのですが、やると楽になるのがわかります。
これもやり方や回数を適度に行うことが必要です。腹筋は足をまげて膝を立てた状態でおへそを見る程度にあげる、スクワットもあまり形にこだわらず行っても良いと思います。高齢の方や痛みのある方は、正しいフォームで出来ないと思いますので、、
スクワットが難しい方は、椅子から立ち上がる動作、立ったり座ったりでも良いと思います。
背筋は痛みの強い方は無理にしない方が良いと思います。出来るようになってきたら様子をみて行ってください。腕立て伏せは膝をついて行ってもいいですし、立った状態で壁で行ってもいいと思います。
回数は少なくても毎日行うことが大事です。リハビリでもありますので、1日5回~10回程度でも行ってください。出来るようになってきたら少し回数を増やしていってください
お越しくださった方には効果的なストレッチ方法を無料でお伝えします。お知りになりたい方は遠慮なく仰ってください(^^)※時間のないときは無理な場合もあります。
ストレスが悪化をまねく
原因がはっきりしない腰痛を非特異的腰痛といいますが、腰自体の不具合とストレスが深く影響している腰痛があります。腰自体の不具合は、仙腸関節や他の関節の弾力の低下が、大きく影響していることはお伝えしましたが、ストレスの影響も大きいのです。
腰の痛みからくるストレスのほか、さまざまな不安や不満、人間関係の問題など、さまざまな問題からくるストレスが症状を悪化させます。ストレスは脳への血流を悪化させますし、脳機能の不具合を引き起こし睡眠障害や頭痛、胃腸の不調を招きます。また全身の血流が悪化するため痛みやコリを悪化させてしまうのです。
ギックリ腰が起こった場合、通常3日以上の安静は良くありません、出来る範囲で動いた方が良いとされています。さまざまな研究結果から、あまり動かない方より動いた方のほうが、その後の経過が良いことが分かっています。腰痛の常識は、以前と大きく変わっているのです。コルセットは腰の安静につながり、あまり動かさなくなるため、かえって痛みを長引かせてしまいます。過剰な安静は“百害あって一利なし”なのです。動くことへの恐怖が悪循環を招いてしまいます。少しずつでも体を動かしましょう。
怪我や弾力の消失による不具合と、さまざまなストレスを抱えてしまい悪循環を招いてしまう
椎間板ヘルニアの9割は「誤診」
慢性の腰痛で整形外科に行き、MRIやレントゲンを撮られたあと、「椎間板ヘルニア」あるいは「脊柱管狭窄症」と診断され、医者の勧めるままに、電気治療やブロック注射を受け通院して、クスリを飲んでも治らない。
こんな悩みを抱えている方、実は多いのです。
腰痛の名医「かただ整形外科」(神奈川県小田原市)の片田重彦院長も指摘されています。「腰痛の原因が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄ではないのに、そう診断されている人は多いのです。9割以上の腰痛の原因は別のところにあります。(異常が見つかった人のうち、本当に椎間板ヘルニアが原因の腰痛はわずか3%)本当の原因を直した結果、腰痛がウソのように簡単によくなった方はたくさんいらっしゃいます」
実際に私の整体院にもヘルニアや狭窄症と診断を受けた方が来られますが、長年苦しんでおられた方でも、仙腸関節や他の関節の弾力を取り戻すことで健康を取り戻しています。
あまり無理をしすぎると仙腸関節の弾力が消失してしまう。